不登校の考え方

小学5年生のお子さんが学校に行けなくなり、もうすぐ一ヶ月になります。5年生になってからたまに休み、9月からは週1の休みが徐々に増えて行けなくなりました。
最初の休む理由は家庭科専科の先生が苦手だったり、書道が嫌だったりと具体的に理由を言ってたのですが続けて休み始めると何が嫌かわからないがとにかく行けないとの事です。
友達とも遊びたくないし、会いたいとも思わないそうです。
現在は登校は勧めず、自分からまた行きたいと思ってくれるよう見守り中です。
学校のスクールカウンセラーさんと話してみましたが、来れる日を見つけてなるべく来てみる、小学校で不登校だと中学生からまた難しいし、高校も選べないだろうとの事でした。
言われた事は分かってるし、行けなくて困ってるから相談したのに腑に落ちない感じで終わりました。
今の状態で見守るままでいいのか悩んでいます。本人は行きたいとは思うけど行けないんだ!としか答えてくれません。部活などには参加していなくて学校で頑張りたい、楽しみと思うような事もないようです。


>最初の休む理由は家庭科専科の先生が苦手だったり、書道が嫌だったりと具体的に理由を言ってたのですが続けて休み始めると何が嫌かわからないがとにかく行けないとの事です。
学校を休む理由はお子さんの理解で有り、本当な違うはずです。ですから、お子さんが上げる理由を解決しても、お子さんは学校に行かれるようになりません。

>友達とも遊びたくないし、会いたいとも思わないそうです。
不登校分類3になっています。

>現在は登校は勧めず、自分からまた行きたいと思ってくれるよう見守り中です。
其れはお子さんを元気にするのに好ましくないです。母親だけは登校を諦めるぐらいの方が解決が早いです。

>学校のスクールカウンセラーさんと話してみましたが、来れる日を見つけてなるべく来てみる、小学校で不登校だと中学生からまた難しいし、高校も選べないだろうとの事でした。
これらは間違っています。これではお子さんを苦しめるだけです。解決から遠のきます。全て学校に反応をしてお子さんを辛くするトラウマ=fecor次第です。このトラウマが無くなるまで学校を休まないと、学校を忘れないとこのトラウマが消失しません。
トラウマが解決すると学校に行かれるようになりますが、トラウマを反応しなくするのは大変に難しいです。そのために中学や高校に行かれなくなります。トラウマが解決すると、学校に戻れるようになります。

>言われた事は分かってるし、行けなくて困ってるから相談したのに腑に落ちない感じで終わりました。
きっと感覚的な説明だからでしょう。不登校は常識が通じません。常識的な対応でお子さんが苦しくなっています。お子さんを守るには常識の逆の対応が良い場合が多いです。

>今の状態で見守るままでいいのか悩んでいます。
学校を完全に忘れさせて、お子さんが安心して不登校が出来るようにしてあげてください。安心して不登校が出来るとトラウマが消失して、叉学校に行かれるようになりますが、そのための対応はお母様に大変に辛い思いさせてしまうと思います。

>本人は行きたいとは思うけど行けないんだ!としか答えてくれません。
おこさんもなぜ自分が学校に行かれないのか分かっていないのです。その理解は大人でも難しいぐらいだからです。お子さんに理由を聞くとお子さんの不登校を責めることになります。聞かないであげてください。

お子さんはお子さんの持っている知識から学校に行きたい、学校に行かなければならないと言葉で言っています。これは知識の心からの反応です。一方で情動の心はトラウマが強く反応をして学校を意識すると体全体に辛い症状を出して動けなくしてしまいます。この二重の心の支配を理解する必要があります。

>部活などには参加していなくて学校で頑張りたい、楽しみと思うような事もないようです。
心のエネルギーが無いと言う意味でしょう。

>どうしたらよいでしょうか。アドバイスをよろしくお願いします。
まずは安心して不登校にさせてあげてください。そうするとお子さんの生活が常識と比べて大きく乱れます。それはお子さんにとって、お子さんの心を元気にするのに、必要なことです。決してそれを正そうとしないでください。