この母親に母性が?

29日午前7時5分ごろ、川崎市に住む小学3年の男児(9)が死亡しているのを近くの交番の警察官が発見した。警視庁新宿署は同日夜、ホテル23階の非常階段付近から男児を突き落としたとして、無職の母親(47)を殺人容疑で逮捕。母親は長男の男児と小学1年の長女(7)とホテルに宿泊していた。容疑を認め「3人で順番に飛び降りようとした」と供述している。母親は「息子を階段の柵に座らせた」とも話したという。

この母親に母性が機能をしていたかどうかを考えて見ます。母親は何かでとても辛くて、混乱をして、母性が機能をしない状態で、人生の最後の旅行に来た(母親の知識からの行動)のだと推測されます。子供二人は母親を全面的に信頼して付いてきたはずです。男の子は母親を全面的に信頼していたから、母親の言うとおりに階段の柵に腰掛けたのだと思います。多分怖かったと思いますが、母親が側に付いていたからそれが出来たのだと思います。怖いと言って荒れたら、母親は柵から男の子を落とせなかったでしょう。

きっと長女はただ事でないと、死にたくないと、母親に抱きついたと思います。母親の母性がそこで呼び起こされたのだと思います。母親は子との重大さに気づいてそれ以上飛び降りようとしなかったのだと思います。

なぜ母親が子供を道連れに自殺を考えなければならなかったのか、それはニュースから分かりません。でもこの3人の他に父親がいるはずです。母親が自殺に追い込まれるほど辛い状態になったのに、ニュースでは父親が出てきません。父親が母親を守ろうとしていなかったことは事実でしょう。叉はそれ以上のことが夫婦の間に合ったのかもしれません。