母親へのアドバイス2

心が辛い子ども(現在の多くの心が辛い子どもとは不登校)は、辛さを避けるために、何か楽しいことに没頭します。没頭しないと身の回りの登校刺激に反応をして辛くなるからです。楽しくなると、身の回りにある弱い登校刺激なら、その登校刺激に反応をしなくて、普通の子どもとして行動が可能です。

そのために、母親は登校刺激を与えなくてゲームやネット、漫画、youtubeなどに子どもを没頭させたら、心が辛い子どもはそれほどというよりほぼ間違いなく問題行動をしません。自分で勝手に寝起きして、食事も台所にある物を探して食べますから、基本的に母親は同じ屋根の下に住む他人のようであっても大丈夫です。しかし母親の子どもですから、母親の存在が必要です。そこで所々で母親からの共感とスキンシップが必要なことに注意をする必要があります。

この事実は、子どもの心の辛さを母親が積極的に解決しなくて良いという意味になります。母親が必要に応じて、子どもに共感してスキンシップをすれば良い、其れ以外の時は子どもから離れていて良い、日中の母親は仕事に出かけて良いという意味です。子どもが求めない限り母親は子どものそばに居ない方が良いです。子どもが求めないのに母親が子どものそばに居ることは、母親が子どもを信頼していなくて、子どもを監視していると子どもは言葉にしませんが、心の奥底で感じてしまいます。

そこで心が辛い子どもには、
子どもの要求を100%笑顔で即座に叶える(これは子どもがゲームに没頭しているときにはほとんどありません)
時に子どもに共感してハグなどのスキンシップをする
其れ以外の時は子どもを見ない、子どもに言わない、母親の笑顔
と言うのが、母親の基本的な対応法です。

そこである母親かあのコメントについて
学校勉強くらいさせろと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
家の手伝いくらいさせろと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
外に連れ出せと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
規則正しい生活させろと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
風呂に入らせろ、歯を磨かせろと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
担任の家庭訪問くらい(子供を)出させろと騒ぐ身内を黙らせる方法教えてください
この身内からの要求は、お子さんをかえって辛くする対応法です。ですから、御母様はそれは違うよと身内の方に説明をなさっても通じなかったという意味ですね。勿論ご主人からの援助、応援も得られなかったという意味ですね。それなら、思い切って御母様が家を飛び出してみるのはいかがでしょうか?もし可能ならお子さんを連れて飛び出して以後家に帰らないというのが良いのですが。