失敗を許す

不登校になって3年になる中学1年生年齢の娘についてです。昨日、娘の方から父親に中学の話をしたそうです。内容は勉強について、行かないと遅れてしまうかな?という質問をしたら父親は教科書を読んでわかれば大丈夫だから中学は行かなくても平気だといったそうです。
不登校を理解するのが難しい父親がここまで言ってくれただけでもありがたいですね。
ただ、娘さんがご主人に中学校の話をしたのは、登校刺激があったからです。その登校刺激とはこの時期、新学年が始まる時期だからではないかと思いますから、今後はこのことを忘れてください。

>この話を娘が話してくれたのですが、私は黙って聞いていました。もしかするとここでは、勉強はしないで、というべきだったのでしょうか。娘は未だいい子を演じているのですよね。
時期的に登校刺激を受けて、よい子を演じたと言うことでしょう。今後御母様が言わなければこのままで良いと思います。
勉強をしないでと言ってくださったらもっと良かったです。

>仮に勉強はしないで、と言ったとすると娘は『それはおかしいよ』というと思うのですが、(なんとなくですが、学校は嫌いですが、勉強はしたい、しなくてはならないという気持ちがあるようなに見えます。が今は全くしていません)
>勉強をさせない理由を伝えるとしたらなんというべきなのでしょうか?
娘さんの言葉に反応をしないで、「御母様は勉強をしなくて良いと思っている」とだけ言われてください。御母様が思っているという理由だけで良いです。その他の理由をつけない方が良いです。

>質問の二つ目ですが、常識を捨てる、というのはゲームでいうと制限時間を無くす、好きなだけやらせる、というのは分かるのですが、例えば年齢制限のあるものを偽って申請したり、ネット上知り合った人に会うということなどはダメと伝えるべきですよね?
其れでは常識を捨てたことになりません。娘さんが自分で経験して判断できるようになる必要があります。

>その他、日々の生活で注意をすることは、大丈夫なのでしょうか?例えば妹に酷い言葉を言うなど。(今は、ほぼないです)
見ない、言わない、御母様の笑顔、が対応の基本です。全て娘さん自身が経験して判断できるようにしてあげてください。
逆行動の法則というのがあります。私のホームページに書いてあります。お子さんの心が元気になっているなら注意をしても良いですが、お子さんの心が辛いときには注意した結果は逆の結果を生じます。

>まだ子供であるということを考えるとどこまで許可をして良いのかわかりません、線引きがわからないのです。常識は捨てるつもりなので教えてください。
線引きはお嬢さん自身でつけるようになる必要があります。その過程で失敗を許してあげてください。

共感とスキンシップ
子どもの要求を100%笑顔で即座に答える
お子さんを見ない、言わない、御母様の笑顔
これが常識を捨てて、ありのままのお子さんを認めることになります。其れはお子さんとの信頼関係を作ることになります。