姉妹

ある不登校の子どもを育てている母親からのメールです。

長女は小学5年生の時に不登校になりましたが、中学校から元気に登校をしています。次女は現在小学3年生ですが、小学一年生の夏休み明けから不登校になっています。次女は長女から登校刺激を受けていて、普段はとても仲が悪いです。

そんな中、次女と私が実家の周りを散歩に出たのですが、長女も後からついてきた時がありました。公園で皆でどんぐりを広ったり、長女はSNSにあげる写真を撮ったりしていたのですが、ふと見ると姉妹が手を繋いで歩いていました

どちらからでもなく、いつの間にか手を繋いでいたのです。今までの二人の間では、死ねとか、消えろとか、怒鳴りあい、喧嘩ばかりをしていました。その様な二人の娘が、今目の前では母親の私とではなくて、娘二人で手をつなぎ合っています。普段の姿からはとても信じられない、娘二人の姿です。

検討会では、兄弟姉妹はお互いが好き、と主催者が言っていましたが、本当にそうなんだなと、今回つくづくと認識しました。親子間、姉妹間の言葉でなくて、二人のふとした時の行動から、姉妹が仲が良いことを知り、母親が間に入らない大事さを改めて認識しました。母親の私を気にしない、子供達なりの仲が良い関係を見た気がしました