学校を優先

不登校引きこもりの子供の母親からのメールです。心が少しずつ元気になってきたところなので、私の方から徹底的に登校刺激を無くした方が良いと伝えました。

卒業式シーズンです。子供も小学校卒業です。母親から相談されたので、子供を卒業式に参加させない方が良いと伝えました。そこで母親が担任に「卒業式に行かない旨」をえました。すると担任は怒ったように、「**君は、学校が嫌いということですか!」と言いました。つまり、子供がどのような状態でも、卒業式に子供は参加すべきだと言う考え方のようです。

それでも、卒業式に参加できないのは許可するけれど、その後で校長室で卒業証書を受け取りに来るように言う教師が居ます。

教師が不登校の意味を理解していないのは、日本中同じでしょうが、それにしても子供より、学校優先の考え方、子供の健康や心より、卒業式という学校の行事を優先すると言う考え方です。余りにも学校中心的に凝り固まった教師のようですね。「不登校の子どもは学校が辛くて、学校に行きたくても行かれない」という事実を知らない教師のようです。其れでは子供の不登校問題を解決出来ないばかりでなく、他の不登校の子どもを作ってしまいそうです。