養育援助

昨日の検討会で、第三子以降の子供への、政府からの養育費の援助の話が出ました。子供の数を増やすための政府の政策だそうです。女性の職場進出の結果、子育てが難しくなっていることへの援助という話でした。経済的な援助をすることで、子供の数を増やそうとする政策の様です。でもそこには女性が複数の子供を産み育てようとする意欲を生じるかどうかの問題が、経済的な面と夫の協力を得る点でだけしか考えられていないようです。

子供の立場から言うなら、保育園、幼稚園、学校から帰った家庭に笑顔の母親が欲しいのは、子供の本能です。父親でもある程度代役が聞くようですが、最終的には母親です。子供が肌で母親を感じ、母親に思いを訴えて聞いてもらい、そこで安心して眠ると、翌日元気でいられるのです。

現実に朝ご飯など、食事が出来ていない子供の存在が報道されています。それは経済的に朝食を取れないという意味の他に、母親との触れ合いがないと言う意味もあるのでは無いかと、推測しています。貧しい食事でも、母親と分け合ってとった食事に子供は大きな喜びを持ちます。行政からの援助、社会からの援助で、経済的に補助が出来ますが、母親との触れ合いは、母親に代わる補助はありません。それでも代理母という形での補助は可能でしょうが、それはお金の問題ではありません。