音楽があるから

中学2年になる娘です。今年2月初旬から五月雨登校です。音楽が好きで、今はチェロの練習をしています。オーケストラの部活が楽しいようで、春休みに入ると毎日のようにクラブの練習に行っています。部活のメンバーとは仲良く出来ているようです。
高校は音楽が出来る高校か、通信にすると言っています。音楽が出来るなら、学校に行かれそうです。五月雨登校ですが、家では元気そうにしているので、それでも良いと親として考えています。2月から3月にかけて、3回ほど、学校で急に吐き気腹痛悪寒立ちくらみがして30分程保健室で寝てたら治ったようです。母親も子供が無理をしているのでは無いかと感じて、「無理をしないように」と行っているのですが、娘は「直ぐに収まるから大丈夫」と言っています。でもこの症状は怖がっているようです。最近は花粉症になり、体調の悪さも訴えています。

<解説>

>中学2年になる娘です。今年2月初旬から五月雨登校です。音楽が好きで、今はチェロの練習をしています。オーケストラの部活が楽しいようで、春休みに入ると毎日のようにクラブの練習に行っています。部活のメンバーとは仲良く出来ているようです。
音楽がとても好きな女の子ですね。音楽があるから学校に行かれていますが、授業は無理だと推測されます。きっと音楽がない日は登校できていないと思いますし、登校した日でも音楽以外には授業に参加していない可能性が高いです。

>高校は音楽が出来る高校か、通信にすると言っています。音楽が出来るなら、学校に行かれそうです。
音楽のためにだけ登校することを高校が許すとは思えないのですが。通信にするというのは、高校に行かないよと言う意味にも理解できます。また、音楽が無い通信には行かれないと思います。

>五月雨登校ですが、家では元気そうにしているので、それでも良いと親として考えています。2月から3月にかけて、3回ほど、学校で急に吐き気腹痛悪寒立ちくらみがして30分程保健室で寝てたら治ったようです。
音楽以外の登校は無理だという意味でしょう。それでも音楽の楽しさが学校の辛さ以上でしたら、このようなことは無いかも知れません。その意味で、基本的に学校に行かれない、音楽もあるからかろうじて行っているという意味で、音楽で女の子は元気に学校に行かれるという意味ではありません。

>母親も子供が無理をしているのでは無いかと感じて、「無理をしないように」と行っているのですが、娘は「直ぐに収まるから大丈夫」と言っています。
「無理をしないように」と言う言葉は、不登校の子どもには、学校に行きなさいという意味になります。学校に行こうとするときは、音楽のことしか考えて居なかったなら、無理をしていると理解しないで、学校には行きたいになりますから。
はっきりと「学校に行くな」と言ってあげる必要があります。

>でもこの症状は怖がっているようです。最近は花粉症になり、体調の悪さも訴えています。
学校に反応をして女の子を辛くするトラウマが反応をしていますが、学校での音楽の楽しさが、学校の辛さを薄めています。音楽がなかったら完全な不登校になっているはずです。それでも、音楽で学校での辛さを軽減できるのですから、不登校としては軽いかも知れません。

<解説>