発達障害キャンペーン

>私自身も最近のメディアなとでの「発達障害キャンペーン」とも受取れる世の中の雰囲気は危ないなとも感じていますので、
発達障害では、脳に器質的な病変(脳自体に、構造上の変化、今まで正常に機能をしていた脳が正常に機能をしなくなった構造上の変化)が無い限り、発達障害とは脳の機能上の問題です。脳内にある情報の問題です。その点でてんかんとは異なります。

脳を機能を心と表現します。心を分類すると、意識の心、習慣の心、情動の心と分類できます。意識の心とは知識から成り立っていますから、知識を変えることで、つまり教育で変えることが出来ます。習慣の心は日々の行動の蓄積ですから、日々の行動の繰り返しを変えることで変えることが出来ます。情動の心は、その表現は感情ですから、情動の心を変えるには条件反射しかありません。

発達障害とは主として感情表現が日常生活に好ましくない場合です。日常生活に好ましくない情動を変えるには、日常から条件反射という考え方から、人の情動行動=感情行動を変えて行かなければなりません。

但し、大人では、意識の心が十分に機能をすれば、意識の心で情動の心を調節して、日常生活に好ましくない感情を生じないように出来ます。それは直ぐに出来る物では無くて、それなりの練習が必要です。それなりの心のトレーニングをする必要があります。このトレーニングを「発達障害キャンペーン」という社会の流れにすることは可能です。