怖い先生から学校が怖い

>さんたさん
>この内容はもちろんこどもについての話ですか?
大人にも子供にも共通の脳の機能ですから、大人にも生じます。
大人できっと皆さんが言葉をご存じでしょうが、PTSDとはこの機能です。
>恐怖反応は認識できる、つまりは、こどもは、先生が怖いと認識してるてことですか?
先生から怖い経験をしたときには一時的に先生は怖いと認識します。しかしその怖いと言う認識=この場合は知識、は他の大人からの言葉、母親に訴えたときの母親の言葉から、その認識は消失します。消失しないときには、この認識を母親に訴え続けます。
>怖い先生から逃げられないと、怖いのに、耐えていると、トラウマをもつ。
怖い等のその原因から逃れようとする潜在意識の反応は、相乗効果があります。子供自身がその先生を怖い先生だと認識しなくても、潜在意識の怖さの反応は少しずつ強まっていきます。
そして最終的にその先生が怖い先生だと意識しなくても、その先生を見ただけで、思い出しただけで、とても辛い物が体中を襲うのです。
>例えば先生以外には嫌悪刺激がなくても、そうなりますか?
スタートはある特定の、子供を怖い思いをさせた先生です。他の先生ではなりません。しかしその怖い思いをさせた先生を繰り返し見ること、思い出すことで、その怖さがその瞬間その先生からとても辛いことをされたような辛さが体中に生じます。
ここでもう一点皆さんが知らないことが生じます。その辛い思いをさせた先生が、その時点でその子供にとても辛いことをして居なくても、トラウマの反応で、体中にとても辛いことをされたような辛さが体中に生じると同時に、その先生と会う学校そのものに、同じ辛さを感じるようになります。それは全ての動物が持つ脳の機能です。その結果その先生が居なくても、その学校そのものに、とても辛い辛さが体中に生じるようになります。つまりその子供のトラウマを反応をさせる物がその先生(不登校分類2)だけでなく、学校そのものが同じトラウマを反応させる(不登校分類3)になってしまいます。この事実を殆ど全ての人は知りません。脳神経生理の分野では当たり前のことなのですが。
>そして原因は先生かどうかもわからなくなる、てことですか?
そうです。学校がトラウマを反応させるようになると、学校そのもの、がっこうをれんそうするもの( ほかの学校や学校関連のもの。関係のない先生まで)でトラウマが反応をするようになります。これが多くの不登校の子供にみられる心の反応です。