心のエネルギーが社会的な自立に

>子ども発の意思、心のエネルギーの大きさが、不登校の子おどもが自立できるかどうかの要、ということでしょうか。
そうです。それがドンドン出て来るようになったら、不登校解決段階5になり、普通の子どもと同じ扱いが可能になります。子どもが何々をしたいという意思は、大人年齢になると自立したいと言う意思になります。自立するために母親から離れ、就労することで自立した生活を求めるようになります。多くの大人はこの事実を知りません。子どもを就職させることが子どもの自立と考え(昔は日本も経済的に貧しかったから、これで大丈夫でした)ていますが、現在の社会では心の自立がないと就労を続けることが出来ません。

>私からの質問は、成功例を挙げることも大事な要素だと母の立場から思いましたが、浅はかな考えでしょうか。
成功例とは子供が学校に戻ることではありません。子どもが学校に戻るっても、戻らなくても、子ども自身が自分発の意思をしっかり出すことです。自分発の意思を出すことで、その様な子どもの中に学校に戻る子どもが出てきます。勉学の遅れは自分で取り戻せます。自分発の意思がない状態で子どもを学校に戻しても、又学校に行かれなくなりますし、学校に行かれても体だけが学校に行くだけで、心の成長、子ども発の意欲は出てきません。

>心が辛いままの大人を社会全体で減らすためには、心のエネルギーを見ることが大切ですね。
しかし今の社会常識は子ども発の心のエネルギーという考え方を受け入れません。子どもが大人の常識に沿った姿をしていると安心をしてしまうのです。人の目が届かないところで子どもが何をしていても、子どもの問題行動に気づかないのです。目の前の子どもの姿を信じて、それに気づこうとしないのです。