ブログのコメントから

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能登地震で、避難ができなかった不登校引きこもりの子供達がいるそうです。
災害時で命の危機に直面していても、それよりも外へ出る事の方が怖いんですね。まして避難先は大体が近所の学校や役所。同じ学校の生徒、近所の人、嫌でも顔を合わせる事になる。だったら死んだ方がましだと…。
東日本大震災では、避難を拒み津波に飲まれて亡くなってしまった引きこもりの人がいるそうです。
うちにも気が向いた時だけ外出する引きこもりの息子がいますが、近いうちに起こると言われている南海トラフ地震が来たら、間違いなく被害を受ける地域です。多分家も崩れるでしょう。
遠くに避難できれば良いですが、能登のように道路が割れたり寸断して車での移動ができなくなった場合、どうしても近くの学校などの避難所に行くしかありません。果たしてそうなった時、息子は近隣住民、学校の生徒達がわんさと集まる避難所に行けるだろうか…と、このニュース記事を読んで不安になりました。

能登地震で、避難ができなかった不登校引きこもりの子供達がいるそうです。
地震の揺れからの恐怖に対する反応は、不登校引きこもりであろうが、普通の子どもであろうが、同じです。ただ地震の揺れの後の避難、余震への反応となると、不登校引きこもりの子どもと、そうで無い不登校の子供、普通の子どもと違いを生じる可能性があります。
それについては本文で述べます。

>災害時で命の危機に直面していても
命の危機という概念を子供は基本的に持っていません。怖い(=恐怖)という情動(=感情)があり、それから子どもは逃げようとする行動をしますが、どこに逃げるのか、その時の子どもが親の指示に従うかどうかは、親と子どもとの信頼関係も関与してきます。

>それよりも外へ出る事の方が怖いんですね。まして避難先は大体が近所の学校や役所。同じ学校の生徒、近所の人、嫌でも顔を合わせる事になる。だったら死んだ方がましだと…。
これは避難の話ですね。地震の揺れから生じる恐怖と異なります。不登校、引きこもりの子どもが地震の後の避難について、不登校引きこもりの子供の心を配慮して上げる必要があります。それは身体に障害がある人の避難に配慮する必要があることと同じですが、避難の具体的な内容が異なりますが。

東日本大震災では、避難を拒み津波に飲まれて亡くなってしまった引きこもりの人がいるそうです。
津波という恐怖を経験している大人なら、津波が来るという言葉で第一選択で逃げるでしょう。その経験が無い大人や、子どもは皆同じに直ぐに逃げようとはしないと思います。津波の恐怖を知らないと、逃げろと言われても躊躇してしまうのは仕方が無いです。特に不登校、引き籠もりの子どもは津波の概念を持っていない場合が多いと思います。それは不登校引きこもりで無い子どもでも同じか、持っていても言葉として知っているだけで、実際の行動になりません。普通の子どもでも、実際の行動になるようにするには、普段からの避難訓練という行動に関する学習が必要です。

特に心が辛いこともでも、心が辛い大人でも、傾向として変化を嫌います。その意味で、敢えて避難を志よとしない傾向があるはずです。津波という言葉から恐怖を感じない、心が辛い大人や子どもは、自分から逃げようとしない、逃げるのに抵抗をする可能性は十分にあります。

不登校段階3,4、5なら、母親との会話が可能です。地震の話は登校刺激になりませんから、最近のニュースや話題として、家の中で、家の外へどうやって逃げるか、津波に関しては高いところに逃げることを、予め話し合っておくことができますが、避難場所として学校の話を持ち出さない方が良いと思います。災害に遭ったときの、基本的な避難方は知っていても、その後の避難を成り行きに任せるのは、普通の大人でも同じことですから。

>うちにも気が向いた時だけ外出する引きこもりの息子がいますが、近いうちに起こると言われている南海トラフ地震が来たら、間違いなく被害を受ける地域です。多分家も崩れるでしょう。
不登校段階4のお子さんですね。多分MSGから不登校分類5ではないようです。過去の津波の話や写真を見せられたら、説得でなく、話し合いなら、子どもが話が聞く段階のお子さんだと思います。その話し合いならは不登校状態を悪化させることはないと思います。登校刺激ではないですから。説得なら、不登校、引き籠もりの子どもは拒否反応を生じる可能性が高いと推測されます。

>遠くに避難できれば良いですが、能登のように道路が割れたり寸断して車での移動ができなくなった場合、どうしても近くの学校などの避難所に行くしかありません。果たしてそうなった時、息子は近隣住民、学校の生徒達がわんさと集まる避難所に行けるだろうか…と、このニュース記事を読んで不安になりました。
このあたりのことは本文で詳しく触れたいと思います。