夜遊びが不登校の原因?

>例えば、親や家族がほとんど家に居なくて
母と子供との間に信頼関係があれば、不登校の子供にとってこの状態は自分らしく出来る絶好のチャンスなのです。子供がそれだけで自分を元気に出来る可能性が高いです。
母と子供との間に信頼関係が無かったら、子供は母親から放棄されていると感じます。子供にとって母親に信頼されない、衣食住は母親によって守られていても、心が放棄されていると、子供の心が、感じ方が母親から放棄されていると、子どもの心は孤立したことになります。
子供に限らず動物でも、孤立はとても心が辛い状態です。死ぬに等しいぐらいに辛い状態です(但しある目的を持って、自分から孤立を求める場合は異なります)。そこでこの辛さを解消してくれる仲間を求めようとするのです。

>寂しくて夜通し不良グループと夜遊びするようになって
となります。

>次第に朝起きられず起こしてくれる家族もおらず
夜遊びをすると朝起きられないというのは自然なことです。その起きられない朝に朝起きられない子供を起こすと、子供は荒れます。起こさないで寝かせ続けさせてあげた方が良いです。

夜遊びをしなくても、不登校の子供は昼間起きていると登校刺激を受けて辛いから、昼間寝てしまい、夜起きることになります。これは仕方がないことです。この姿を否定することは、子どもの不登校を否定することになり、これを母親がしたときには母親と子供との間の信頼関係が壊れてしまいます。

母親が子供の夜遊びを嫌がるなら、夜家の中に子供の居場所を作ってあげる必要があります。しかし、子供の持つ性格から、それでも夜遊びに出てしまう子供もいます。家に居場所があれば夜遊びに行ったところで上手に人間関係を作って、辛くなれば家に帰ってきます。夜遊びをすること自体が常識から言うなら問題行動ですが、母親が子供を信頼しているなら、昼間遊びに出るのと大きな違いはありません。

>学校にも行かなくなってしまった、とか。
夜遊びをするから学校に行けなくなったのではありません。
母親との信頼関係が無くなり、家にいるのが辛くなったから夜遊びに出ています。ですから、子供が学校に行っていても夜遊びをする子供もいます。
ただ上記の様に子供の持つ性格から、何かを求めて、昼間でも、夜でも家を出て行く子供もいることも事実です。

大切なのは子供の大好きな母親との信頼関係です。信頼関係があると、子供はこの信頼関係という操りひもに自分から操られて、無理なく操られて、母親が嫌がるようなことをしないか、してもすぐに止めてしまいます。