良い子の演じ方をどうやって知る?

>子供がよい子を演じるとき、そのよい子の演じ方はどうやって編み出しているのでしょうか?
子供は全て経験から覚えると言って良いと思います。子供なりにいろいろな経験、見聞きした経験を、経験しただけで覚えています。その様な状況になったら無視式に記憶した校お堂を繰り返します。その吸収力は驚きに値します。その意味でこの時期での学習はとても大切です。その際に大人がさせようとしたこと、行動をさせようとしたこと、覚えさせようとしたことは、帰って拒否反応を生じる恐れが大きいです。このようにして、子供はその成長とともに、自分がしたことを自分の能力として蓄積しています。子供の性格ができあがります。

無意識に、その場に応じて、子供は自分の経験したことを自分で試してみて、それを自分なりの行動として身につけていきます。大人が気づかなくても日々の大人との生活の中でのたまたま自分がした行動、大人がした行動を真似る行動、などから、自分の行動の形を作り上げていきます。それが性格として気づく物になります。

よい子を演じるのも、この子供の過去の経験から、その場にあった行動や言葉を発している姿です。それが親や大人から見たら、親や大人を喜ばす行動や言葉になっていると言う事実にしか過ぎません。それにより子供は自分の心を守れたなら、それで良いし、ここが守られる限り、よい子を演じることも繰り返すことで、子供は自然とよい子を演じる子供のまま大人になっていきます。大人になっても良い子の大人になります。それは悪いことではないし、ある意味で良いことなのです。

よい子を演じる問題点は、よい子を演じることは子どもの心がより辛くなる、その子どもの心の辛さがどこかで、何かで、解消される必要があります。解消されたら、よい子を演じる子供は親にとって、大人にとってありがたい子供なのです。子供がよい子を演じると、他人は辛い子どもの心に配慮しません。多くの母親もそうですが、母親だけはそれ以外の事で子供の辛くなった心を癒やす事が出来ます。叉それが出来ます。ですから基本的に子供がよい子を演じることを気にする必要がありません。しかし母親の中には、子どもの心に無頓着な母親がいます。子どもの心を辛くするのを平気でする母親がいます。辛い子どもの心を癒やそうとしない母親がいます。

不登校問題の場合、子供が学校で辛い経験をして、叉はよい子を演じて辛い心を持って家に帰ってきても、母親が子どもの心の辛さに気づかなかった場合です。その結果、子供は家庭でもよい子を演じることが出来なくなり、いろいろな問題を生じます。けれど母親が子どもの心の辛さに気づき、その辛い心を癒やそうとすると、子供がその辛い心を癒やされると、子供はその子供なりに、新しい家庭生活、学校、勉強、職業を求める様になります。挑戦を再開するという意味です。