孤立が原因?

>学校が楽しいところという経験を出来るように環境を整えるとは具体的にどのような対応でしょうか?例えばでよいので教えてください。

子供にとって何が楽しいのか、そして学校の何が辛いのかで、変わってきます。
子育ての過程で子供が最初に嫌がるのは、母親から離れることでしょう。母親から離れたところで孤立していると反応をしているようです。それでも母親から離れたところでも孤立していない=楽しいを感じられるようになると母親の存在が必要なくなります。

学校に来てみたら、学校が辛いと感じる要因も、この孤立ではないかと推測します。本来なら幼稚園や保育園がこの子供の孤立の問題を解決するはずなのですが、今の幼稚園や保育園はこの点よりプレスクールの要素を強くなって、この孤立の配慮を十分にしてくれていなかったという意味の可能性があります。叉、幼稚園や保育園に通わないで、小学校に入学という子供もいると思います。

この孤立の問題が解決しない子供が学校に入学した場合、入学当初から孤立の不安を感じます。幼稚園や保育園では保母さんの人数が多いために、保母による母親の代理機能が可能ですが、小学校ではこれがありません。ですから、子供が孤立を感じなくなるまで、母親の同伴が必要だと思います。母親と子供との距離を子供が安心できる距離を取りながら、母親が近くに控えて貰うしかないようです。そしてその距離を広げていくことで、この子供の孤立の問題は解決できると推測しています。私が実際に小学校でこの対応の指導を行ったことはありません。

孤立以外にも学校に来ることで子供に生じる不安はあると思いますが、それ以上のことが分かりませんから、個々の子供についてその原因を見つけて対応をしていくとしか答えられません。