戻った学校を卒業

高校入学後学校への行き渋り、不登校の後、3年生になって自分から再登校しだした子供がこの3月に卒業になります。最近子供が自動車免許を取りたいと言い出しました。自動車学校は学校だし、試験もあるから、登校刺激になるので、母親は子供に自動車免許を取らせるのに反対なので、どの様にすれば良いかと相談してきました。私の方からのアドバイスでは、子供発の意思を尊重して、子供の要求を要求の範囲で100%認めるのが良いと、母親に伝えました。

>と言う事は、進学する学校の件でも先回りせず、要求は100%だけ叶えれば良いと言う事ですね。
普通の学校と自動車学校、料理学校、学校と名前が付いていても、お子さんの感じ方に後ろ二つは学校の意識がないのです。
不登校の子供でも、心が元気になってくると、子ども発の意思で自動車学校や料理学校を求めた場合、これらは登校刺激として機能をしていない場合が多いのです。所が親の方で自動車学校や料理学校を子どもに与えた場合、親の方から行かせようとした場合には、登校刺激として機能をして、これらに行かれなくなる場合が多い様です。

>これは、子供の本心だったと理解して良いのでしょうか?
そうです。子供の本心は情動です。情動で~したいと言う欲求、情動の接近系、心のエネルギーが高まったのです。大人の知識から、これからの社会生活で自動車免許が必要だから取る必要があるという意思と違うのです。

>だとすれば高1入学当初はまだ、学校関係の事はすべて自分でやらせて出来なければいかなくて良いだったはずですが
そのお母様の対応で、お子さんの心が元気になり、どんどん挑戦をするようになり、学校にも挑戦をして行かれるようになり、次の挑戦として進学や自動車学校を求めたと考えられます。

>3年弱で子供は心が元気になってきた。ということですか?
今のお子さんの反応の仕方から言うならその通りです。それほどお子さんを学校に行かさないお母様の対応がお子さんの心を元気にしました。お子さんは貯まってきた心のエネルギーをお子さんなりの挑戦に使ってきている姿です。

>それなら良いのですが、早かったのでなにかキツネにつままれているようで、信じられないのですが
でも現実です。確かにお子さんの不登校は、fecorの反応はありましたが、それほど強くありませんでした。お母様のように徹底して学校に行かさない対応を取ると、お子さんの心のエネルギーがfecorの反応を打ち消して、お子さんなりの本能からの挑戦を始めてしまうのです。

>分かりました。下の子供の不登校の解決はまだまだです。でも、私が仕事に出ている間に洗濯物を干す事と、取り込むのは、下の子供の習慣になりました。私は、一切手出しをさせてもらえません。
下のお子さんなりに何か意味があるはずです。これは下のお子さん発の意思と言うより、大好きなお母様を得るための接近行動、つまりお母様を喜ばしたいという下のお子さんの欲求からの行動が習慣化したと言うことになります。心のエネルギーがプラス出ないと出来ない事ですが、挑戦をするほど未だ心のエネルギーがプラスになっていないと考えて良いと思います。でも既に大きな心のエネルギーが貯まっているが、上のお子さんのように挑戦をする必要を感じていないのかも知れません。