朝起きて泣いていました。夢を見たというのです。学校へ行ったら僕を見て、皆教室の外へ出て行ったんだ。急いで追いかけてみると誰もいなくて、僕はみんなから置いてきぼりにされた、みんな僕から逃げていくから悲しくなって泣いてしまった、と言うのです。
そんな学校に行かなくてもいいと母親が言っても、僕は勉強をしなくては、と言います。母さんは小学校にも、中学校にも行かなくていいと思っているというと、息子はほっとした表情をしました。
昨晩、息子に話があるんだけど…と言われ、本当に学校は行かなくていいの？
と聞かれました。母親は、行かなくていいよと言いました。息子は、でも将来が不安と言うので、母親は、将来もどうにかなるから大丈夫！と言いました。お勉強もやりたくなったらやればいいよ、。それまではゆっくり休んでね。と言いました。
息子が、学校に行かなくていいの？と私に確かめて来たのは初めてでした。
