課金

小学6年生の不登校の息子についてです。この秋に行かなかった修学旅行代金と今まで毎年、お年玉でもらったお金を合わせて、結構大きなお金を持っていましたから、ゲームの課金をそれから支払っていたようです。息子は課金をするとき、課金をする金額を教えてくれていましたが、実際はそれ以上を使っていたようです。
その事実はカードの明細書で気づき、主人と相談したところ、主人が息子に直接話しをして、課金の金額を守るように言いました。それ以後母親にも何も言って来ない息子ですが、未だ課金をしていました。主人は依存性になってるのではと言います。

>修学旅行代金と今まで毎年、お年玉でもらったお金を合わせて、結構大きなお金を持って
最近はこの傾向があるようですね。子どもでも結構大きなお金を持っています。其れを子どもの思うように使わせてあげられる親は、ある意味で経済的に豊かな家庭だからできることなのでしょう。戦後まもなくを生きてきた私にはとても考えられないことですが、今の親たちには子どもの意思を育てる絶好の教育の場だと説明しています。

>息子は課金をするとき、課金をする金額を教えてくれていましたが、実際はそれ以上を使っていたようです。
今までの相談の多くは、課金の金額を親に教えていません。その意味でよい子を演じていたのかもしれません。横を演じていたから

>その事実はカードの明細書で気づき
となったのかもしれません。
でも、子どもが楽しいことに夢中になっていると、親との約束を忘れることも頻繁にあります。そうだったのなら良いのですが、でもそのときには後になって母親に課金しすぎたと教える場合が多いと思います。其れすらも忘れている場合もあるかもしれません。

>主人と相談したところ、主人が息子に直接話しをして、課金の金額を守るように言いました。
常識的には良い対応ですが、お子さんの心から言うなら楽しさを制限された、場合によっては楽しさを否定されたと理解する可能性があります。ゲームをする楽しさが半減したか、なくなってしまう場合もあります。

>それ以後母親にも何も言って来ない息子ですが、未だ課金をしていました。
心の辛さをゲームで解消をしている限り、ゲームを止められません。今までは不完全でも母親に言っていたのですが、言わなくなったと言うことは、母親を信頼しなくなった可能性を考えておく必要があります。
ただし、多くの子どもでは課金の金額をあらかじめ母親に教えることはありません。その意味では課金をしながらゲームをする普通の遊び方に戻ったとも考えられます。遊び方は普通に戻っても、母親への信頼感が減ることにより、よりゲームにのめり込む可能性が高くなります。

>主人は依存性になってるのではと言います。
これは大人の心からの考え方ですね。子どもの心には当てはまりません。子どもは辛いから享楽的な遊びにのめり込みます。そうしないと心が死んでしまいます。この点を大人の心ではわからないと思います。常識的な大人はパチンコ依存症のような物を考えるのでしょうが。

母親として必要なことはこの享楽的な遊びを子どものうちに卒業できるように、子どもの心を楽にしてあげる対応が必要です。其れはまた機会がありましたら述べます。