韓国のいじめの厳罰化 4

母親は、担任がいかに良い先生でも、子供が学校で楽しそうだとしても、基本的に、学校で子供が学校で辛い思いをして返って来ていると、考えた方が良いです。対応として、母親は子供は心が元気な子供か心が辛い子供か見分ける必要があります。心が元気な子供なら、母親の知識、常識で対応が可能です。

心が辛い子供と判断されるときには、母親は子供の話に傾聴をして、嬉しいも嫌だったことにも共感だけして、ハグなどのスキンシップをするだけで良いです。宿題など、母親として気になると思いますが、常識に反しますが、子供から言ってくるのを笑顔で待ちつづけるのが良いです。ゲームやネット、テレビなどの子供が楽しむ物を制限しない方が良いです。朝、子供が学校に行きたがらないときには、子供に学校を休ませて家で楽しくさせた方が良いです。

親は子供の成績を気にしますが、それよりも優先するのは、 「子供の心の元気さ」 です。子供の心が元気なら、子供は自分から勉強をしますし、勉強の結果の吸収も早いです。但し、子供が母親の前でよい子を演じていないかも考えてみて下さい。基本的に子供は母親の前でよい子を演じませんが、母親の対応が余りにも常識過ぎて、子供の心を、希望を無視しているときには、時に子供が母親の前でよい子を演じて、母親が子供の姿を誤解してしまう場合があります。心が辛い子供が母親の前で心の辛さを表現しないで、心が辛くないように振る舞います。

学校の先生の前での姿は、よい子を演じている姿と考えて、先生方の評価を参考にすることは構いませんが、信じこまないで、母親の前の子供の姿を参考にして、多くの場合は信じて、子育てを考えて下さい。家庭が、母親の周囲が、子供の心の安全な場所、癒やしの場所、回復の場所になる必要があります。

子供が学校で辛い思いをしていると、いじめを受けやすいです。いじめを受けて、そのいじめから逃げられなくなります。それ故に、子供をいじめから守りたかったら、子供の心を元気にして学校に送り出す必要があります。これが子供をいじめから守る母親の対応法です。いじめる子供を厳罰化する前に、我が子をいじめられないようにする必要があるからです。いじめられてからでは遅いからです。そしていじめを幾ら厳罰化しても、いじめは無くならないからです。そのことはこの後で説明します。