心の病の症状

常識では、自閉症があるから子供が不登校になっている。自閉症を治せば不登校が解決すると考えられて居ます。医者も子供が自閉症の状態だと、自閉症の病気だから、自閉症を治療しなければならないと言います。

あくまでも子供についての考え方です。特に不登校の子ども、不登校で無くても学校に行きにくい子供についての考え方です。学校が子どもにとって辛いとき、子供は学校に行き渋ります。それでも学校に行かされている(親はその様に感じていないでしょうが、子供の方で学校内くべ来所という知識が強くて、学校が辛くても学校に行ってしまう場合も含みます)と、子供は学校でとても無理をします。その姿は大人から見たら学校生活をとても頑張っている姿です。これらが出来ない子供は学校内で暴れたり、いじめをしたりと大人から見たら問題行動をします。これらの暴れや問題行動を先生や親等の大人の力で押さえつけられた子供は、心の病の症状(鬱病、登校失調症、発達障害自閉症などと医療で診断される症状)を出します。

大人は大人の持っている常識から、この心の病の症状から対応を考え始めます。つまり子供に心の病があるから、子供が学校に行かれなくなった。子供を学校に行かせるために、心の病の治療をしなくてはならないと考えて、子供を医療にかけます。子供の立場から言うなら、大きく分けて以下の二つがあります。

1.学校が辛くて心の病の症状を出しているのに、心の病の治療を受けることは、治療を受けて辛い学校に行きなさいと言う意味に理解します。学校で苦しんでいる、辛い心を癒やせる不登校になりたいとしている子供の心を否定することになります。心の病の症状を強めることになります。病状が進行したと考えられるようになります。

2.学校に行かなくてはならないと言う知識をしっかりと教え込まれている子供は、子供の方から心の病を治療して治し、学校に行かなくてはならないと、子供は子供の方から治療にしがみつきます。しかしその子供でも月光が辛いのですから、学校に行かなくてはならないと思う度に心の病の症状を強めてしまいます。自分で自分の心を否定してしまうことになります。トラウマの反応から生じる辛さに、治療を受けても良くならないことから生じる自己否定の辛さが加わって、自分に対しての問題行動、自傷行為をしたり、数は少ないですが、自殺をしてしまう子供が出てきます。