小学６年女子、１学期から登校拒否不登校引きこもりになりました。
心療内科を受診してADHDと診断を受けています。1月には中学受験を控えています。
心療内科の先生から、お薬で症状が緩和されるので本人を連れてきて下さいと言われているのですが、本人が頑なに受診を拒否しています。
親としては1日でも早く受診してもらいたいのですが、本人がその気になるまで待つしか方法はないのでしょうか。本人は中学受験は絶対受けたいと言っているので、なおさら早く受診させたいのですが…
＜解説＞
＞心療内科を受診してADHDと診断を受けています。1月には中学受験を控えています。
ＡＤＨＤという行動様式の状態は存在しても、病気は存在していません。トラウマの反応症状です。
＞心療内科の先生から、お薬で症状が緩和されるので本人を連れてきて下さいと言われている
トラウマを治す薬はありません。ですからＡＤＨＤを治す薬はありません。ただ、脳の機能を押さえて、ＡＤＨＤの症状を弱めることは出来ます。但しこの際に脳の学習機能も弱めてしまいますから、新しい学習を身につけることが出来なくなってしまいます。
子供に向精神薬など、脳の機能を抑える薬を投与すると、子供が成長の際に学習することが難しくなります。極端な表現をすると、薬を使い出した時点でそのまま年齢的な大人になってしまいます。知的な発達も遅れてしまう可能性が高くなります。
子供に向精神薬などを投与すると、子供は今の自分では駄目だと、周囲から否定されていると反応をします。周囲から駄目な子供と反応をするという意味は、子供は今の自分ではためな人間だと、自分を否定する＝自己否定するようになります。
不登校で心が辛い上に、薬を使わされることでの自己否定から、子供の心の辛さは相乗効果を生じ、心がとても辛くなり、その結果薬の量が多くなっていきます。
子供に関しては、向精神薬を使うべきでない理由です。今の精神医学は子供の心に当てはまりません。
＞本人が頑なに受診を拒否しています。
今の医学常識に反しますが、これは子供の心の回復に役立ちます。この子供は無意識に、本能的に、自分の心を守ろうとしたのだと考えられます。
＞親としては1日でも早く受診してもらいたいのです
担当の心療内科医が、子供の心を知らないので、大人の心を子供を当てはめているので、子供が受信を拒否することは、子供の心を自分で守ろうとした、すごい能力だと思われます。
＞本人がその気になるまで待つしか方法はないのでしょうか。
その気にならないはずです。親が説得して子供を受診させても、この子供に関しては意味が無いと思います。
＞本人は中学受験は絶対受けたいと言っている
子供は不登校だから、学校に行きたくないのです。ですから中学校にも行きません。その行かない中学校受験をすると言うことは、お母さまを安心させようとするリップサービスです。
＞なおさら早く受診させたいのですが…
早く受診をさせる方法を尋ねてこられたのでしょうが、相談される限り受診をさせないようにとお話をします。
