母性から対応

不登校から大人になり、10年の期間があり、最近までものすごい生きるか死ぬかの生き地獄ではありましたが、そこから、随分自分が変わって来たと思います。何でどうしてなぜ親の気持ちが伝わらないと悩んで苦しんで病気にもなりました。
いまは、思わぬ自分の行動に驚いたりしています。暴れる息子に飛び込んで辛かったねとハグしたり、親のお金で新作ゲームが届いても、無意識に楽しんでと言ってたり、なんで今、スルーっとそんな言葉が出るのかわからないのです。
ハローワークのことも、何度も何度も行かなくてよいんじゃない?とはいったんですけど、論破されてしまい、結局、自分でいって、面接もうけ、結果もなにも、どこを受けたかも、どうだったかも一切聞きませんでした。多分、この先、次にトライすることは無いかと思われます。「面接の日に、主人に頼んで車で送ってほしい、待ってて欲しいとお願いしたらしく。私は仕事で不在。その日のことは、全くノータッチ、主人には頼まれたなら、頑張れよとか絶対にいわないで、ただの運転手として徹してと頼みました」
今までは、荒れたりすると手当をしたり、何らかのアピールに対して、対応をしてきたのですが、それもやめました。切り傷もそのまま騒いでもそのまま、壁をへこませても、ほったらかしに。その方が彼とってよかったような。すぐに、どんよりな顔がなくなり、また、普通の彼に戻っておりました。

このMSGを読ませて頂いて、本当にご自分一人でこの境地に到達なさったのかと疑いたくなるほど、お子さんの心に沿って、見事に変わられましたね。本当に驚きです。お子さんの心について見事にお母様の役割を果たしてくださいました。

今は未だ無理でしょうが、お子さんが自立したときには、同じような悩みで苦しんでいらっしゃる御母様達を支えて頂きたいと思います。この経験だけで心が辛い子どもを持つ母親へのカウンセラーとしての資格があります。もちろん公的な資格ではありませんが。

>すぐに、どんよりな顔がなくなり、また、普通の彼に戻っておりました。
この時は嬉しかったでしょう。お子さんの母親である事の喜びを感じられたと思います。

この御母様の経験は、他の母親の言葉ではなかなか通じないと思います。言葉では、本当のこと?と疑われるのではないかと思います。ご自分の経験から、不登校問題で悩んでいらっしゃる御母様方にポイントポイントでアドバイスをしてくださると、とても大きな役割を果たせると思います。お子さんでの経験を社会還元できると思います。