爆発的な心のエネルギー

>現時点で本人が嫌だと言っている、適応教室から学区の公立への転校に向けて、子どもの背中を押しても問題ないでしょうか?
お子さんには心のエネルギーがあると申し上げました。しかし爆発的な心のエネルギーがないと申し上げました。もし爆発的な心のエネルギーを持って居たら、自分から公立の学校に行くでしょうし、公立の学校に行っても問題なく行かれます。しかし、心のエネルギーがあるといっても何処までの障害を自分で乗り切れるのか、やってみないと分からないと言わざるを得ません。

>もしくは背中を押してあげるべきでしょうか?
背中を押すとそのまま行き続けるか、行くのを嫌がるか、何とも言えません。学校の受け入れ体制が大きな意味をなすと思います。ですからお母様の問題ではなくて、受け入れる学校の問題だと思われます。
また押すと、当人が何か躓きそうになったときに、其れを回避するのが難しくなる場合もあります。それ故に自然の成り行きで、お子さんが躓かないか、学校がお子さんの心に沿って受け入れてくれるか、お母様がよく観察しておく必要があります。お母様が危険を感じるようでしたら適応指導教室のような所を求められた方が良いかもしれません。

>適応教室がダメという訳ではありませんが、不登校でない子どもを適応教室に何年も行かせ続けることが子どもにとって最善なのか、苦悩しています。
学校がお子さんの教育の場所として最前かどうか、その判断はおこさんがします。適応指導教室でお子さんなりに学業をしながら成長するのも一つの成長の仕方です。

>いろいろな意味で貴重な思春期の機会を損失させてしまうのではないかという危惧や、親としては所謂普通の学校生活や、今後控えている、修学旅行、宿泊行事、運動会、卒業式を経験させてあげたいという思いがあります。
その判断は全てお子さんに任されたら良いと思います。お子さんは心のエネルギーがありますから、お母様の言われたこれらのことに参加するのは可能でしょう。適応指導教室からこれらの催し物に参加をして問題ないはずです。

>心が辛い不登校であればもちろん心の回復を優先させたいです
お子さんは心が辛い子どもではないようです。

>心が元気で不登校でもない子ども
心が元気だけれど抵抗指導教室を選択しているという現実があります。

>これ以上不登校対応を続けることに母親として強い葛藤があります。
教室に入らないと言う事を不登校対応と言われているのでしょうか?不登校でなくてもお子さんのように的夫指導教室を利用して成長をする成長の仕方もあって良いと思います、.

>受験、進学の際にもやはり通常学級に登校している方が子どもの心に負担が少ないと思われます(通知表のコピーや出欠状況の分かるものを提出、面接で学校生活でがんばったことなど聞かれる、etc...)。
それはお子さんが判断することでしょう。

>子ども自身が、学区の公立にも、適応教室が設置されている公立にもどちらにも行きたくない、と言っている今、折角元気に通っている適応教室や友達から離して、公立に転校させることが子どもにとって最善かどうか冷静に判断できずにおります。
お母様の言われていることは転校ではなくて進学なのでしょう?
進学でなければ、今の適応指導教室がお子さんを元気にしていますから、そこでもっと元気になって貰って、進学を考える必要があります。

>前の私立を親の判断で辞めさせ、普通の学校に行くつもりだった子どもに親から適応教室の存在を教え、さらに引っ越して新しい学校に行く可能性もあることを親が示唆した上でそれも頓挫し、今度は学区の普通の学校に行くように声をかける、思春期の子どもが私立をやめてきた転校生として肩身の狭い思いをするのではないかと気にしているのに、、、これ以上子どもを振り回してはいけないと親として深い反省と自制心もあります。
これは御母様の思いですね。お子さんが自分の周囲に生じるいろいろなことを乗り越えられるのか、それはやってみないと分かりません。只はっきりと言えるのはいろいろとお子さんにとって辛い事が生じたときに、それをもろともしないで学校に行くだけの心のエネルギーを持って居ません。ですから、学校側の受け入れ体制、家庭でお子さんの心をどれだけ支えられるかなど、いろいろな要因が有り、一言で言えないという事実があります。

>私立に行っていたことを知っている知り合いがいる、とか、このタイミングで転校してきた理由を聞かれるのが嫌とか、その程度のことは子どもが自分で乗り越えるだけの心のエネルギーがある状態だと判断して良いでしょうか?
この程度でしたら、家庭に帰ってきたお子さんの心をお母様が癒やせたら、乗り切れると思うのです。

>ちなみに、学校側(学区の公立も、学区外の学校に設置されている適応教室も)は両校とも、校長先生、教頭先生、担任、学年の先生、みなさんが、子どもの状況を暖かく理解してくださっていて、無理な登校刺激など一切ないですし、親が呼ばれることもありませんし、こちらが望めばいつでも話しを聞いてくださいます。
>一度、子どもと担任の面談をお願いした時も、校長、教頭、関係する教員みなさんが出迎えて対応してくださいました。子どもも臆せず普通に話していました。
>籍がある学区の公立と、毎日通っている学区外にある適応教室との2校の間で月に一度情報交換もしてくださっています。先生方はみなさん理解があり優しいです。
ここで落とし穴がある事を念頭に置いていてください。お子さんが手光指導教室に通っているから、学校側はこのような無理のない対応を提案してくれます。しかし一端教室に通い出したら、ほかの子どもと区別した対応をすることが出来ない現実があります。それを乗り切るだけの心のエネルギーをお子さんが持って居るかどうか、それが今までのお母様のMSGから分からないのです。少なくとも今までのMSGからこれらのことを息子さんが乗り切るのに十分な、爆発的な心のエネルギーを持って居るようには伝わってきていません。

>最初に、子どもがテストが嫌だと家族にあたったり不安定になった当初に私が最初に考えていたことや思っていたこと(不登校になってしまった!どうしよう!早く学校から離して子どもを守らねば!)
これはお子さんにとって良い対応でした。

>全く逆のことが起きていて混乱しています。私は、一番最初に子どもが辞めたいとも休みたいとも言っていなかった私立を親の勝手な判断で辞めさせてしまったことで、完全に冷静な判断ができなくなってしまっています。
お母様の理由はなんであれれ、お子さんの心のエネルギーが全てを決定します。
あくまでも推測ですが、学校がお子さんのために特別扱いをして頂ける時間は極めて短いです。その後私立の学校で生じたことが叉起こる可能性が高いです。それを乗り越えるだけの心のエネルギーをお子さんが、この適応指導教室の間に高めたかどうか、全く分かりませんし、どことなくそこまで貯めて居ない、つまり心のエネルギーはあるが爆発的な心のエネルギーを貯めていらっしゃらない様に感じられるのです。