子どもに感謝

社会的には男性優位の仕組みになっていますが、人間的には女性が優位にあるように思えます。見方によっては差別的な発言になる事は分かっていますが、子育てをする母親は本当に大変だけれど、本当に得だと思います。

自分の子育てをしている子どもを信頼するとは、結果として自分の子供に無条件に癒やされることになります。母親がどの様な自分の子供でも受け入れると言う意味ですから。自分の子供を受け入れられる部分と受け入れられない部分とがある事も事実です。受け入れられない部分には自分の子供から癒やされることはない、自分の子供に不満を持つ事になります。それも理解出来ますが、子どもの立場から言うなら、母親だけはどんな自分でも受け入れて貰いたいのです。子供自身も大好きな母親に受け入れて貰えるように成長をしていくのですが、子供自身ではどうにもならない部分もあります。それすら母親から認めて貰えたら、子どもは本当に母親に優しいです。

母親というのは子どもを産んであげる、育ててあげる、と言うのではなくて、子どもに産まれてきてくれてありがとう、育ってくれてありがとう、と感謝できたら、本当の母親、母性が機能をしている母親でしょう。その様な意味で母親は父親と大きく異なります。

現在の男女平等は子どもの立場から言うなら本当におかしな部分があります。男性に対して女性の平等を主張するのは良いのですが、その際に子供の心を無視している傾向があります。それでも子どもは身体的に育ちますが、そして子どもが大人になったとき、子供の心を無視した母親の子育てのことを、子どもは忘れてくれますが。