信頼して!1

ある不登校の子どもがいろいろと問題行動の後、学校に戻ってしまった子どもの母親からのメールを記載してみます。

この所受験のブログをよく目にします。私立ならもう合否が決まっていますね。私が読むブログとは、不登校の子が私立を受けて合格したり、よくある通信制に決めたり。家で過ごす以外の選択をしているお宅のブログです。後は親子関係が修復できず動ける力もないお宅のブログですが、今回は逃げ道対応してなくてもある程度関係が修復できている場合についてです

私は親目線のブログしか見ませんが、学校のトラウマの有無は別として動いてる子に都合の良い様に解釈をし、逃げ道にはならず動いた子を親の価値観で評価する親が多いという事を知りました。また、子どもを月光に押し出す事はせず、助言はするが良く言う「見守る」をしている(できているかは別として)親が過大評価をしているかの様に感じてしまいます。これは私の経験から野私なりの判断です。

子供がサインを出している、訴えてくれているのは、子どもの心が辛いんだ、が子どもの心を考えるとき第一に考えることですが、母親が子どもに何かする事に関しては、子どもを信頼してのサインだと思います。我が家は荒れに荒れて子どもの辛さがわかりやすかったけれど、私も死ぬ程辛かったです。こんな思いするなら常識対応をして子どもの問題行動を抑えてしまいたいと何度も思いました。私自身の常識も消す事はできず、子どもの心に沿った対応との狭間で孤独を感じ葛藤も沢山しました。でも、子どもからの何度も繰り返されるテストを乗り越えることで今母親の私と子どもとがあります。子どもの心に沿った対応をすることでテストに合格し続けることができました。その対応法は常識に反する物の連続でした。

不登校で心が辛い子供と生活して感じたのは、まず母親から信頼の眼差しを向ける事だと、子どもへの対応の中でわかりました。子どもはその辛さから突拍子もない事を言い出します。普通ではやらない事をします。常識ではこれらの言葉とは違うことで子どもを説得し、常識ではやって欲しくないことを、子どもがしないように対応をします。其れがかえって子どもを辛くしていたようですから、思い切ってその逆をやってみたのです。突拍子もないことを受け入れ、普通ではやらないことを受け入れ、子どもへは共感とスキンシップだけで対応をしました。それをしても子どもの暴言や問題行動はすぐに収まりませんでしたが、そのうちにだんだん少なくなって、いつの間にか子どもが学校に行ってしまったのです。