学校改革 について意見4

>楽しいを追求するようなもの、常識をくつがえすようなもの
以上の理由から、今の学校制度を根本的に変えることは大変に難しいです。また根本的に変えたとしてもかならずその学校制度に合わない子供が出てくることも間違いありません。ただ、今の学校制度を部分的に手直しすることは可能ですから、そのための世論を作ること、所謂専門家達の考え方を変えていく必要があります。そのための活動を、今自分の子供の不登校問題の渦中にいる母親達に要求するのは無理です。今自分の子供の不登校問題の渦中にいる母親達は、今の自分の子供を守ることに専念すべきでしょう。

不登校の子どもは母親の動きに敏感です。母親の一言、一挙動に敏感に反応をしますが、表面的には分からないことが多いです。と言うより不登校の子供の心を理解していない母親には気づけないという意味だと思います。ですから母親が子供に気づかれないように不登校問題に対する動きをしても、こどもはそれに敏感に反応をして、子供の見かけ上は変化がなくても、心のエネルギーを奪ってしまって、子供の心のエネルギーを増やすことが出来ません。其れにより、不登校問題がなかなか解決しないと母親が感じるようになります。

つまり不登校をしている子供のためと思って、子供を早く楽にしてあげたいと思う親心からの、母親の不登校に関する思いや動きが、逆に不登校の子供の心から心のエネルギーの増加を阻害したり、それを奪ってしまって、子供のためにも、母親のためにも、損をしてしまいます。子供が子供社会に向かって、大人社会に向かって動き出すまでは、不登校の子どもの母親は学校のことを一切考えない方が良いです。その意味でも母親は一切学校と関わらない方が、子供の不登校問題が早く解決して、得だと思います。もっと端的に言うなら、不登校の子どもの母親も学校を一切忘れて、子供に学校を使わない成長の仕方をさせた方が不登校の子どものために良いですし、その結果母親のためにも良いです。