子供の生きる力

こどもが不登校になってから3年になります。子どもを見ない、言わない、母親の笑顔の対応を続けていて、最近こどもの様子になんとなく変化を感じます。不登校になった最初の頃は、やはりまだ元気なかったんだなと、私は感じています。でも私なりに旅行などして楽しんでたなと思います。今年になって子供は自分でスパっと早起きして、準備もして、笑顔があります。今の子供は、ついに母親の手からスルスル離れて、あっという間に、一人で、時には父親と行動してしまっていました。気がつけば、不機嫌になることがほとんど無くなりました。一皮むけた感じです。今まであれほど振り回していたプラスチックのバットも今は必要なさそうです。
学校に行っていない息子の成長と変化が興味深くて、本当に世界に発表したいくらいです。(絶対にしませんが。)本当に小学生なの?と感じる時もあります。大学生?みたいに感じることもありますが、やっぱりワンコと同じだね、と感じることもあります。というより、近所の大学生がふざけて話す内容が、息子のおバカ発言と同じだったので。あの大学生の脳みそはまだ、こどもだっけか、と密かに呟きました。それにしても、子供の生きていく力は、ついている感じがします。

<解説>

>こどもが不登校になってから3年になります。子どもを見ない、言わない、母親の笑顔の対応を続けていて、最近こどもの様子になんとなく変化を感じます。
この母親の感覚が子供の心を子供の心に沿って判断していらっしゃいます。

不登校になった最初の頃は、やはりまだ元気なかったんだなと、私は感じています。でも私なりに旅行などして楽しんでたなと思います。
子供が不登校になったとき、母親は登校刺激を与えなかったようですね。登校刺激を与えないばかりか、子供に家の中でその子どもなりの成長をさせて居たという意味に理解できます。母親が子供を信頼しているというサインとして、子どもを見ない、子供に言わない、母親の笑顔を無理なく実行なさったのだと思います。

>今年になって子供は自分でスパっと早起きして、準備もして、笑顔があります。今の子供は、ついに母親の手からスルスル離れて、あっという間に、一人で、時には父親と行動してしまっていました。
子供発の素直な意思が発揮されています。学校に行っていないけれど、子供として自然態の成長を始めている(本能を含めた子供発の意思=性格で)様です。この段階で又学校に行けるようになるかどうか分かりません。きっと母親は子供が学校に行かないものとして対応を続けられているようです。母親として、子供が学校に行かないものとして対応、子育てをすると、子供の方で母親の反対を押し切って、子供の性格から学校に行くようになります。

>気がつけば、不機嫌になることがほとんど無くなりました。一皮むけた感じです。今まであれほど振り回していたプラスチックのバットも今は必要なさそうです。
母親の対応が子供の心に沿っていたという証拠です。

>学校に行っていない息子の成長と変化が興味深くて、本当に世界に発表したいくらいです。(絶対にしませんが。)本当に小学生なの?と感じる時もあります。
常識に反する母親の対応により子供の姿の変化が生き生きとしてきていて、母親の喜びになっているという意味でしょう。母親の母性が素直に機能をしているという意味でしょう。

>大学生?みたいに感じることもありますが、やっぱりワンコと同じだね、と感じることもあります。というより、近所の大学生がふざけて話す内容が、息子のおバカ発言と同じだったので。あの大学生の脳みそはまだ、こどもだっけか、と密かに呟きました。
子供の知識は未だ大学生には及びませんが、子供の情動と、情動からの行動や発言は、何も子供の情動を阻害する物がないので、大学生と同じだと母親は感じたのでしょう。既に大人びているという意味かも知れません。

>それにしても、子供の生きていく力は、ついている感じがします。
しっかりと子供発の意思を出して、その子どもなりの成長をしているという意味だと思います。